中央大学・研究開発機構 気候変動ユニット

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ジーナ・マッカーシー米国環境保護庁長官 スピーチ&タウンホール・ミーティングの報告

米国環境保護庁(EPA)ジーナ・マッカーシー長官は、日米環境協力を強化する目的で2015年8月23日に来日されました。2015年 8月26日(水)アメリカンセンター(東京)において タウンホール・ミーティング「‐気候変動への米国の歴史的な行動 ‐」が開催され、渡邉正孝機構教授が議事進行と司会を務めました。
また、タウンホール・ミーティング後、日本側の第一線の気候変動・適応関連の研究者を招いて非公開でのラウンドテーブル討論会が実施され、渡邉正孝機構教授がその運営と司会を務めました。

EPA長官の訪日は2004年以来、11年ぶりであり、米国環境保護庁(EPA)ジーナ・マッカーシー長官は日米環境協力を強化する目的で来日されました。2015 年 8 月 24 日 にEPA と環境省は気候変動に向けた対策の実践に関する情報の共有・交換を行うとともに、渡邉正孝機構教授が議長を務める世界適応ネットワーク(GAN)やアジア太平洋適応ネットワーク(APAN)、適応計画にかかる世界ネットワーク等の知見共有ネットワークを通じて適応能力の強化を図っていくことで合意しました。本合意については、環境省およびEPAのそれぞれのホームページで詳細が記載されております。

環境省:望月環境大臣とマッカーシー米国環境保護庁長官による日米環境政策対話の結果について
EPA: Environmental Policy Dialogue Between the U.S. Environmental Protection Agency and Ministry of the Environment of Japan

米国の石炭火力発電所源二酸化炭素排出量を2030年までに2005年比32%削減するという内容のEPAの画期的なクリーン電力計画が2015年8月3日にオバマ大統領により発表されて以来、初めての海外講演としてジーナ・マッカーシー長官がタウンホール・ミーティング「‐気候変動への米国の歴史的な行動 ‐」において行ったものであり、多くの専門家や報道陣が来場されました。

また、本タウンホールミーティングおよび討論会について、ジーナ・マッカーシー長官の公式Facebookページにおいて写真とともに紹介されております。
https://www.facebook.com/GinaMcCarthyEPA/posts/883074645116863

ジーナ・マッカーシー米国環境保護庁長官による特別講演会場の様子

ジーナ・マッカーシー米国環境保護庁長官による特別講演の様子

特別講演で対面するジーナ・マッカーシー米国環境保護庁長官(左)と渡邉正孝機構教授(右)

ジーナ・マッカーシー米国環境保護庁長官(左)と渡邉正孝機構教授

ジェーン・ニシダ米国環境保護庁国際/部族担当副長官補代行(左)、ジーナ・マッカーシー米国環境保護庁長官(中央)、渡邉正孝機構教授(右)

ラウンドテーブル討論会の様子

ラウンドテーブル討論会の様子

ラウンドテーブル討論会後の集合写真